カップ麺 (冷やし その1~2) (19)○ 「冷やし中華」(大黒)カップ麺の冷やし中華バージョン。大手メーカーが手を出さないのにあえて手を出した根性に天晴れ。 そして、今時珍しい爪折りタイプのお湯捨て口。・・・・・久々に緊張感が走りました。 あっ! からし付きと書いてあるのにからしが見あたりません! と思ったら「かやく」の中に入っていました。ちょっとビックリです。 作り方はお湯を入れて3分。そしてお湯を捨ててまた水を入れるという手間がかかるもの。 これで美味しくなかったら許さないぞ! そんなことを思っていただきました。 麺を一口。水でしめたせいか歯ごたえのある麺。そしてウリのリンゴ酢が入ったつゆ。まあまあの味わいです。 具は錦糸卵、海苔、ゴマの3種類。シンプルなのですが酢の効いたつゆにはピッタリかも。 作るのに手間はかかりましたが、意外と美味しくいただけた方かな?でも、なんか複雑な気分です。 ○ 「冷やしたぬきそば」(大黒) 冷やしシリーズは二度目なので、面倒な作り方には驚きません。 お湯を入れて3分。お湯を捨て、水を入れて、水を捨て、水を入れて、水を捨て。淡々と作りました。 それにしても、爪折りタイプのお湯切り口は改良して欲しいです。火傷をしそうで危ないです。 めんつゆは少しドロッとしていますね。麺に味が絡みやすくしようと考慮していることが伝わってきます。 具は天かすと長ネギの2種類。そして、七味唐辛子も付いているのが嬉しいです。 麺は水でしめたせいか歯ごたえがあり、結構美味しいですね。量も結構あるのが嬉しいです。 夏だけではなく、一年を通じて食べられる一品。薬味に「わさび」というのアリなのかな。そんなことも思いました。 ○ 「冷やし中華 2009版」(大黒) 夏にいただく麺類の一つである冷やし中華。その冷やし中華をカップ麺として世に送り出した大黒が2009年も冷やし中華を再登場させました。 リンゴ酢の効いたはちみつ入りのたれ、さわやかな美味しさといったことがパッケージに書いてありました。夏にいただくものですので、さわやかさは必要不可欠です。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから冷たい水を入れて水をしっかりと捨てた後にスープを入れてよくかき混ぜ、かやくとからしを入れたら完成です。 甘酸っぱさとゴマの香りが混ざったいかにも冷やし中華といった良い香りの麺を一口いただくとカラシが鼻にツンとくるとともに良い味わいのスープを楽しめます。 麺そのものはしっかりと冷やしたおかげで締まったものとなっておりとても美味しくいただくことができ、ちぢれているのでスープとよく絡んでくれます。 具はタマゴ、海苔、ゴマの3種類。量自体は少ないのですが風味はとてもよくあるのでとても印象に残ります。そして、タマゴの彩りがなんとも良い感じとなっています。 風味も味わいも正真正銘の冷やし中華といった一品。水で冷やす時に氷を入れるとさらに美味しくなるとともに、手軽にいただける冷やし中華は他にはありません。 ○ 「冷やしたぬきそば 2009版」(大黒) 食欲が無くなる暑い夏にお薦めなのが冷やしたぬきそば。その冷やしたぬきそばを手軽に食べたい時にさらにお薦めなのがこのカップそばです。 香りがとても良い冷たいそばに天かすを加えていただくというのが一般的。この冷やしたぬきそばもオーソドックスの味わいを楽しむことが出来そうです。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをした後に水を加えてさらに水を切り、再び氷水を入れてしっかりと水を切って特製つゆと七味をかけたら完成です。 早速、麺を一口いただきます。氷水でしっかりと冷やしたので麺がしまってかなり美味しくいただけますね。このコシの良さは絶妙な味わいです。 そして、麺がちぢれているのでしっかりとおつゆが絡んでくれてさらに美味しくいただけます。おつゆはもう少し濃くても良かったような気もします。 具は天かす、ゴマ、長ネギの3種類。その他に七味唐辛子が付いています。天かすとゴマは風味がとても良く麺とおつゆによく合っているといった感じです。 天かすとそばの風味に加えて心地良い冷たさがとても印象的な一品。しっかりと氷水で冷やしたことが更なる美味しさを引き寄せたと思います。 ○ 「冷やしたぬきうどん」(大黒) 鍋でグツグツと煮込んだものや出汁の効いた温かなおつゆでいただくうどんも良いのですが、冷たくしていただくうどんというのも美味しいです。 特に暑くて食欲の無くなる夏にいただく冷たいうどんというのは最高のエネルギーになるというもの。このカップ麺はそんなうどんを手軽に楽しめると思います。 お湯を入れて5分、しっかりと湯切りをした後に水を加えてさらに水を切り、再び氷水を入れてしっかりと水を切って特製つゆと七味をかけたら完成です。 早速、麺を一口いただきます。冷たくてコシのある麺はやはり氷水で冷やしたのが良かったのでしょう。とても良い感じに仕上がっていると思います。 そして、幅広でややちぢれたうどん麺にしっかりとおつゆが絡まってくれるのでとても美味しくいただくことができますね。おつゆの味も良い出汁が効いています。 具は天かす、ゴマ、長ネギの3種類。その他に七味唐辛子が付いています。天かすはサクサクとした食感がとても良く、ゴマは風味がなかなかのものとなっています。 冷やしたことによりうどんの特徴であるコシの強さがしっかりと楽しめる一品。これをいただいていれば夏バテすることなく猛暑を乗り切れることと思います。 ○ 「ぶっかけうどん 夏は辛みそ。」(五木) 創業百二十余年という伝統ある麺類の総合メーカーである五木食品から暑い夏にいただくとスタミナを維持できそうなぶっかけうどんが登場しました。 夏は辛みそ。ということで、この考え方には納得です。色々な調味料がある中で完成度の高い味噌と食欲をそそる辛さを結びつければ最強の味わいになるでしょう。 お湯を入れて1分、軽く麺をほぐしてからしっかりと湯切りをし、冷水を入れて麺を冷やしてから水を捨てて、つゆを入れてから最後にかやくを乗せたら完成です。 早速、麺を一口いただきます。麺をすすった瞬間に辛みその風味が口の中に広がってくるといった感じで、豆板醤の程良い辛さも美味しさをアップさせてくれます。 麺そのものは生麺タイプとなっているので、滑らかな舌触りとモチモチとした食感を楽しむことができ、水で冷やしたことにより一層美味しさを感じさせてくれます。 具は天かす、長ネギの2種類。辛みそが美味しいので余計な具は必要なしといった感じなのですが、天かすの食感と風味は一度食べると病みつきになりそうな感じです。 辛みその風味の良さと心地良い辛さを本格的なうどん麺で楽しむことが出来る一品。手軽にいただける本格派の味わいは是非試してみる価値はあると思います。 ○ 「おだしのジュレの冷製うどん」(日清) 震災の影響により節電で暑い夏を乗り切ることになった2011年。カップ麺でも猛暑を乗り切るためにということでおだしのジュレの冷製うどんの登場です。 ジュレというのをネットで調べたらゼリーのようなものということでだし汁の詰まった煮こごりのようなものでしょう。とにかく食べてみなければ解らない感じです。 お湯を入れて麺をよくほぐしてから1分待ってお湯を捨てます。水と氷を入れて麺が十分に冷えるようにし、水を切ってジュレを入れてからふりかけをかれば完成です。 早速、麺を一口いただきます。口に含んだ瞬間にすだちの酸味とゆずの風味が広がってくるといった感じで、だしの風味と醤油の濃さはもう少しあった方が良いですね。 麺そのものは生タイプのうどんめんとなっており、氷水で十分に冷やしたことによってコシの強さを十分に楽しむことができ、体の中から涼しくなってくる感じです。 具は刻み海苔、ゆずの皮の2種類となっており、いちおう個体として入っていたのでゆずの皮も含めました。ゆずの皮は少ししか入っていないのに存在感は抜群です。 清涼感溢れるジュレの味わいと本格的なうどんの美味しさを楽しむことができる一品。冷たいうどんをいただくことにより暑い夏を乗り切れることと思います。 ○ 「冷やしたぬきうどん 2012版」(大黒) 食欲の無くなる夏場によくいただいたりする冷やしうどんなのですが、カップ麺ではなかなかお目にかかることはありません。そんな中、2012年も登場しました。 パッケージが変わっただけだと思っていても貴重な存在である冷やし系のカップ麺ということでついつい買ってしまいます。何か違った感想が書けるのかは不安ですね。 お湯を入れて5分、お湯を切ってから冷水を入れて麺をほぐして再び水を捨てるといった作業を2回ほどし、特製おつゆとかやく入れて七味唐辛子をかければ完成です。 早速、麺を一口いただきます。ちょっとした酸味と甘みがあってだしが利いているおつゆが麺にしっかりと馴染んでくれるのと、冷たくて爽やかな感じとなっています。 麺そのものは幅広でちぢれたうどん麺となっており、冷水で占めたということもあってコシの強さとモチモチとした食感を楽しむことができ、小麦の旨みもよく解ります。 具は天かす、ゴマ、七味唐辛子、長ネギの4種類となっており、天かすは香ばしさがあり、ゴマは噛むほどに風味が良くなり、唐辛子はピリッとした辛さがあります。 特製つゆの味わいの良さと天かすの香ばしさ、そしてしっかりとしたコシの強さがある麺のコンビネーションを楽しむことができる一品。前作よりも美味しい気がします。 ○ 「冷やし中華 2012版」(大黒) 「冷やし中華はじめました」といった貼り紙とともに登場する冷やし中華は初夏の代名詞といっても過言ではありません。その冷やし中華のカップ麺がの2012版です。 この冷やし中華は中味が変わっているとは思えず、単なるパッケージだけが変わっただけだと思うのですが、他になかなか存在しないのでどうしても買ってしまいますね。 お湯を入れて3分、お湯を切ってから冷水を入れて麺をほぐして再び水を捨てるといった作業を2回ほどし、特製おつゆとかやく入れてからからしをかければ完成です。 早速、麺を一口いただきます。酢の酸味と甘みに加えてからしの鼻にツンとくるような感じがしてくるとともに、爽やかな味わいと冷たさがなんとも新鮮な気がします。 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、冷水でシメたおかげで普通のカップ麺よりもコシの強さがある麺に仕上がっていて喉越しの良さがあります。 具はタマゴ、刻み海苔、ゴマの3種類となっており、後入れということでご飯にかけるふりかけのような風味と食感があり、おつゆとの相性もピッタリといった感じです。 おつゆの甘酸っぱさと甘さの心地良いおつゆと喉越し豊かな麺のコラボをしっかりと楽しむことができる一品。これさえあれば暑い夏を乗り切ることができるでしょう。 ○ 「冷やしたぬきそば 2012版」(大黒) 夏が近づくと無性に食べたくなってくるものの一つとして冷たいそばがありますが、そんなそばを手軽に楽しむことができる冷やしたぬきそば2012版の登場です。 以前にも何度か登場したのですが、2012年もパッケージを新たに登場してくれました。中身はおそらく同じだろうと思いつつも美味しくなっている期待感があります。 お湯を入れて3分、湯切りをした後に冷水を入れて捨てるといったことを2回行い蓋を全部剥がして特製つゆを入れてよくかき混ぜ、かやくと唐辛子を入れたら完成です。 早速、麺を一口いただきます。冷たさがとにかく新鮮でいて爽やかでもあり甘めでだしの利いたおつゆとちょっとした蕎麦の風味がほど良く合わさっているのが解ります。 麺そのものは形状がスナック麺タイプに近いのですが、水でしめたことにより喉越しの良さを楽しむことができるとともに、長い時間、冷たいままでいただけますね。 具は天かす、ゴマ、唐辛子、長ネギの4種類となっており、天かすとゴマはとても香ばしさがあり、長ネギはおつゆによく合い、唐辛子はピリ辛感が心地良いと思います。 だしの風味が利いているおつゆと蕎麦の風味と食感のよさを手軽に楽しむことができる一品。以前のものよりも美味しくなったような気がする不思議な一杯です。 ジャンル別一覧
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